子どもが喜ぶ豆腐レシピ!「枝豆とコーンのカレーナゲット」(記事:栄縁)
4月から新生活が始まり、そろそろ疲れも出てくる時期ですよね。忙しい日々の食事作り、「栄養バランスは大丈夫かな?」「子どもでも食べやすいレシピって何があるの?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
豆腐はやわらかくて消化にも良く、疲れ気味の子どもにもおすすめの食材です。手軽でヘルシーな食材ですが、レパートリーが限られてしまうこともありますよね。
この記事では、栄養バランスもバッチリで、調理もカンタン!忙しい日でも手間なく作れる豆腐レシピをご紹介します。「今日のごはん、どうしよう?」と迷ったときに、ぜひお試しください。
豆腐をもっと活用しよう!子どもに嬉しい栄養と上手な使い方

写真引用元:写真AC
豆腐は成長期の子どもに必要な栄養を含み、幼児にも食べやすい食材です。栄養面だけでなく、調理法や保存方法を工夫することで、食事の幅がぐっと広がります。
豆腐の栄養や子どもにおすすめな理由とは?
豆腐には、皮膚や筋肉などの体をつくる栄養素であるたんぱく質が含まれています。さらに、カルシウムや鉄分など、子どもの成長に必要な栄養素をバランスよく含んでいるため、子どもの発育をサポートしてくれる食材です。
また、脂質が少なく、水分が多いため、消化しやすく、まだ胃腸が未発達な幼児でも負担なく安心して食べられます。調理が簡単で、冷蔵庫に常備しやすく、味もクセがないので様々な食材と組み合わせやすいのも魅力です。
豆腐料理のレパートリーを増やすコツ
同じ豆腐でも、和える・炒める・煮る・スープにするなど調理法を変えるだけで、味や食感ががらりと変わります。また、野菜や魚、肉などとの組み合わせで、栄養バランスも整いやすくなります。
ただし、「冷ややっこ」のような冷やしたまま食べる豆腐料理は、お腹を冷やす可能性があるため、幼児にはしっかり加熱してから与えましょう。
豆腐の保存方法
豆腐は水分が多く傷みやすいため、開封後は早めに使い切ることが大切です。残った豆腐を冷蔵庫で保管する際は、水を張った容器に入れておくと風味が保たれます。
使い切れない分は冷凍保存も可能ですが、解凍すると食感が変わりやすい点に注意しましょう。冷凍後はスープや炒め物など、加熱調理するレシピに使うのがおすすめです。
お弁当にもおすすめ!「枝豆とコーンのカレーナゲット」
子どもに人気の定番メニュー「チキンナゲット」を、豆腐入りでヘルシーにアレンジしてみました。ひき肉だけでなく豆腐を加えることでふんわりやわらかく、冷めてもパサつきにくいのが嬉しいポイントです。
さらに、彩りもかわいい枝豆とコーン入り。 見た目も楽しく、カレー風味が食欲をそそるので、野菜がちょっと苦手なお子さんにもぴったりです。
ナゲットのたねにしっかりと味がついているので、ソースをつけなくてもそのままでおいしくいただけますよ。 ごはんが進むおかずとしてはもちろん、お弁当やおやつにもおすすめの一品です。
材料(大人2人分+幼児2人分:約18個分)
- 鶏ひき肉・・・300g
- 木綿豆腐・・・150g
- むき枝豆・・・45g(大さじ3)
- コーン・・・45g
- 揚げ油・・・適量
【A】コンソメ顆粒・・・小さじ2
【A】カレー粉・・・小さじ1/2
【A】砂糖・・・小さじ1
【A】塩・・・ひとつまみ
【A】マヨネーズ・・・大さじ2
【A】片栗粉・・・大さじ3
作り方
豆腐は水切りをし、ボウルやジッパー付き袋に入れてつぶす。
1に鶏ひき肉、むき枝豆、コーン【A】を入れてよくこねる。スプーンですくい上げて、流れ落ちる場合は片栗粉を足す。
※噛む力が弱い幼児は、むき枝豆を粗く刻む。
170度の油にスプーンで落とし入れ、4〜5分程度こんがりと揚げたら完成。
混ぜる野菜は、人参・玉ねぎ・ピーマンなど、冷蔵庫の残り野菜でもOK!れんこんを加えるとシャキッとした食感が楽しめます。
また、カレー粉を青のりに替えると和風ナゲットに仕上がります。お好みでアレンジしてみてくださいね。

(写真引用元:写真AC)
豆腐は、手軽に使えて栄養価も高く、子どもの食事にぴったりの食材です。やわらかく消化に良い特徴を活かしながら、レシピに少しの工夫を加えるだけで、飽きずに楽しめます。
今回ご紹介したレシピをヒントに、豆腐を毎日の食事に取り入れて、元気いっぱいな子どもの成長をサポートしていきましょう。
記事執筆者:河本友見 他