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ネバネバパワーで夏を元気に乗り切ろう!「オクラの和風チャーハン」(記事:栄縁)

子どもにもっと野菜を食べてほしいけれど、「オクラってネバネバしているし、幼児には食べにくそう…」と感じていませんか?オクラは、幼児期の体づくりに役立つ栄養素を含むため、子供たちに食べてほしい食材の一つです。
特に夏が旬のオクラは、暑さによる体力低下や食欲不振を防ぐのにも役立ちます。独特のネバネバ成分が胃腸の働きを助け、夏バテ予防にもおすすめです。
この記事では、オクラが苦手な子にも食べやすくなるコツも交えながら、オクラを使った幼児向けの簡単で栄養満点なレシピをご紹介します。

夏が旬!「オクラ」の栄養と食べやすくするコツ

ネバネバパワーで夏を元気に乗り切ろう!「オクラの和風チャーハン」

(写真引用元:写真AC)

夏に旬を迎えるオクラは、暑さで疲れやすい体にうれしい栄養を含む野菜で、幼児の体調管理にもおすすめです。

そんなオクラの栄養と、子どもでも食べやすくなる下ごしらえのコツをご紹介します。

オクラの栄養とは?

オクラには食物繊維、ビタミンC、カロテン、カルシウム、カリウムなどの栄養素が含まれています。特に夏場に不足しがちな栄養素を効率良く補えるため、夏バテしやすい季節にこそ積極的に取り入れたい野菜です。
オクラ特有のネバネバ成分は、水溶性食物繊維の「ペクチン」と複合たんぱく質の「ムチン」です。ペクチンは腸内環境を整えて便通をサポートし、ムチンは胃の粘膜を保護し、消化を助けてくれる働きがあります。

オクラを食べやすく!下ごしらえのコツ

オクラをおいしく食べるコツは、オクラのヘタとうぶ毛を取ること。ひと手間加えることで舌触りがやわらかくなります。ここではオクラの下ごしらえの手順をご紹介します。

1.水洗いしたオクラをまな板にのせ、塩を全体に振りかけて手のひらで軽く押さえながら転がす。
2.鍋に湯を沸かし、塩が付いたまま20〜30秒程度ゆでたら冷水に浸し、水気を切る。

オクラの粘りを抑えたい場合は、「細かく切らない」「ゆでずに油で調理する」と、ネバネバ食感が苦手な子どもにも食べやすくなりますよ。

夏バテ予防におすすめ!「オクラの和風チャーハン」

ネバネバパワーで夏を元気に乗り切ろう!「オクラの和風チャーハン」

暑い日が続くと、子どもの食欲が落ちて心配になりますよね。そんなときにおすすめなのが「オクラの和風チャーハン」です。オクラを炒めることでネバネバも控えめになり、ごま油の香りがオクラの青臭さを和らげてくれます。
夏バテ予防に役立つ栄養がとれ、幼児から大人までおいしく食べられる一品。休日のお昼ごはんにもおすすめです!

◆材料(大人2人分+幼児2人分)

● 炊いたごはん・・・480g(大人の茶わん約4杯分)
● オクラ・・・6本
● にんじん・・・45g(約1/3本)
● 玉ねぎ・・・60g(中1/4個)
● コーン缶・・・60g
● しらす・・・20g
● ごま油・・・小さじ2
● しょうゆ・・・小さじ2
● 塩・・・少々
● かつお節・・・3g

◆作り方

1. 下ゆでしたオクラは1cmの小口切り、にんじん・玉ねぎはみじん切りにする。
2. フライパンにごま油を熱し、にんじんと玉ねぎを炒める。
3. 野菜がやわらかくなったら、水気を切ったコーン・オクラ・しらす・ごはんを加えて炒める。
4. しょうゆを加え、塩で味を調え、最後にかつお節を混ぜて完成。

ごはんは少しやわらかめにし、具は小さく刻むことで幼児にも食べやすく仕上がります。最後に刻み海苔をかけると、しょうゆと海苔の香りが広がります。
チャーハンの具材はパプリカやツナ、卵、ちくわ、カニカマなど、お好みでアレンジしてみてくださいね。

ネバネバパワーで夏を元気に乗り切ろう!「オクラの和風チャーハン」

(写真引用元:写真AC)

 

オクラはさまざまな栄養素を一度に補える野菜です。淡白な味でほかの食材とも相性が良く、和風・洋風・中華と幅広い味付けに合うため、食事に取り入れやすいのが魅力です。オクラのネバネバパワーで暑い夏を元気に乗り切りましょう!

記事執筆者:河本友見 他