実りの秋!「鶏ひき肉ときのこの炊き込みご飯」で秋たっぷり味わおう(記事・栄縁)
暑さも落ち着き、ようやく秋らしくなってきました。
秋と言えば食欲の秋!さつま芋やりんご、きのこ、新米、サバなど、秋は美味しい食べ物がたくさんありますよね。
秋が旬の食材には、暑かった夏の疲れを癒し、寒い冬を越すために必要な栄養素が含まれています。
秋の味覚の代表格である「きのこ」には、骨を丈夫にするために必要な「ビタミンD」や、腸内環境を整えてくれる「食物繊維」などが豊富です。
今回は、旨みや香りもたっぷりな「きのこ」を使って、新米が出回るこの季節におすすめのレシピをご紹介します。和洋中どんな料理とも相性抜群なきのこを食卓に取り入れて、秋の味覚を堪能しましょう。
秋を味わう「鶏ひき肉ときのこの炊き込みご飯」
しいたけやしめじ、えのきたけ、まいたけ、なめこなど、きのこにはたくさんの種類があります。
きのこによって味や食感、香りなどの違いがあるので、いろいろなきのこを味わってみてくださいね。
旨みと香りが豊かな「しめじ」と「まいたけ」を使った「鶏ひき肉ときのこの炊き込みご飯」をご紹介します。
ご飯にきのこと鶏肉の旨みが染み込んで、何杯も進んでしまいますよ。
材料(大人2〜3人分+幼児2人分)
- 白米・・・2合
- にんじん・・・1/3本
- しめじ・・・1/2パック(約50g)
- まいたけ・・・1/2パック(約50g)
- 鶏ひき肉・・・100g
【A】しょうゆ・・・大さじ2杯
【A】みりん・・・大さじ2杯
【A】酒・・・大さじ1杯
【A】顆粒和風だし・・・小さじ1杯
【A】おろししょうが・・・小さじ1/2杯 - 水・・・適量
- 小ネギ・・・適宜
作り方
- にんじんは千切りにし、しめじ、まいたけは手でさく。
- 鶏ひき肉 と【A】を混ぜ合わせる。
- 炊飯器に研いだ白米を入れ、2合の目盛りに水を合わせた後少し(大さじ2程度)の水を減らし、1と2を白米の上にのせて普通炊飯モードで炊飯する。
- 炊き上がったら鶏ひき肉をほぐしながら全体を軽く混ぜる。器に盛り付け、お好みで小ネギをかける。
鶏ひき肉は「もも肉」を使うとジューシーに、「むね肉」を使うとあっさりとした味わいに仕上がります。また、ごぼうや油揚げを加えたり、炊き上がりにバターを混ぜたりするのもおすすめです。食感やコクがプラスされ、一味違った味わいに。きのこの繊維が食べにくい場合は、きのこを少し刻むと小さな子どもにも食べやすくなりますよ。
食の秋を楽しもう!
きのこが苦手などで、せっかく作っても食べてくれるか分からない・・・そんな時は、炊き込みご飯を「おにぎり」にしてピクニックへ!
澄み渡る青空、爽やかな心地よい風の中で食べるごはんは格別です。いつもと違う環境だと苦手な食べ物も意外と食べられてしまうこともありますよ。
栄養も旨みも香りもたっぷりな「きのこ」は、食卓を秋色に彩ってくれます。煮物や炒め物、スープなど多様な料理に使いやすい食材なので、ぜひご家庭でもいろいろなきのこ料理を試してみてくださいね。
記事執筆者:河本 友見/栄養士 保育園や小学校にて栄養士として勤務し、献立作成や衛生管理、調理業務、食育などを経験。その後フリーランス栄養士として独立し、現在は3人の子どもを育てながら、WEBライターとして記事を執筆。また、食品メーカーへのレシピ考案や料理写真の撮影、保育園の献立代行など、食に関わる分野で活動中。