魚料理にチャレンジ!栄養満点の「魚」をおいしく食べよう!(記事:栄縁)
3月もいよいよ終わりを迎え、春の訪れを感じる季節になりました。この一年で、子どもたちは心も体も大きく成長しましたね。温かい日差しの中、元気いっぱいに遊ぶ姿は、とても頼もしく感じられます。
食の面では「おいしい!」と笑顔で食べる子、少しずつ味に慣れていく子、それぞれのペースで新しい食べ物にチャレンジする姿に成長を感じます。
今回は、焼き魚や煮魚など「定番の魚料理に飽きてしまった」「子どもが食べやすい魚料理が知りたい」という方におすすめの魚料理レシピをご紹介します。ご家庭でもぜひ作ってみてくださいね!
魚にはどんな栄養がある?

写真引用元:写真AC
海に囲まれている日本では、昔から魚を食べる文化があります。しかし、最近は肉や加工品を食べる人が増え、「魚離れ」が進んでいます。実際、「魚料理が苦手」という子どもも増えてきました。
魚には、身体をつくる「たんぱく質」や「カルシウム」、食事から採らなければならない脂肪酸である「DHA」、「EPA」という栄養素が含まれています。どれも成長期の子どもに欠かせない大切な栄養素です。ぜひ、積極的に魚を食べていきましょう。
魚のチリソースかけ
焼き魚や煮魚など、「定番の魚料理に飽きてしまった」そんなときにおすすめのレシピが「魚のチリソースかけ」です。辛くないチリソースなので、子どもも安心して食べられます。
淡白な白身魚は中華風の味付けにもぴったり。長ネギやしょうが、にんにくの風味とトマトケチャップの酸味が食欲をそそります。大人が食べるときは、お好みで豆板醬を加えると、本格的なチリソースになりますよ。
材料(大人2人分+幼児2人分)
● 白身魚・・・4切
● 片栗粉・・・適量
● 揚げ油・・・適量
〇チリソース
● 長ネギ・・・20g(約10cm)
● しょうが(おろしたもの)・・・小さじ1杯
● にんにく(おろしたもの)・・・小さじ1杯
● ごま油・・・小さじ1杯
【A】トマトケチャップ・・・100g
【A】砂糖・・・小さじ2杯
【A】酢・・・小さじ1/2杯
【A】しょうゆ・・・小さじ1杯
【A】水・・・大さじ1杯
作り方
- 白身魚に片栗粉をまぶし、170〜180度の油で5分程揚げる。
- 長ネギはみじん切りにする。
- フライパンにごま油を入れて火をつけ、温まったら1の長ネギ、しょうが、にんにくを入れて弱火で炒める。
- 長ネギがしんなりしてきたら【A】の材料を加えて煮て、ふつふつとしてきたら火を止める。
- 皿に2の白身魚を盛り付け、チリソースをかける。

写真引用元:写真AC
白身魚は揚げずに、少量の油で揚げ焼きにしてもOK!白身魚の代わりにエビやイカ、メカジキなどを使ってもおいしくいただけます。子どもの成長に合わせて様々な食材をぜひ取り入れてみてくださいね。
魚は油で揚げることで、魚独特の臭みが和らぎます。チリソースは、タレの味がしっかりしているため、魚の味が苦手な子どもにもチャレンジしやすい味付けです。骨が心配な方は、骨が取られている切り身を選んだり、缶詰などを利用すると良いでしょう。ぜひ、新しいレパートリーに加えてみてくださいね。
記事執筆者:河本友見 他